投資に関するブログ

自らが行っている投資商品などの金融商品の解説を致します。

生命保険について

 

 

 

誰もが必ずと言っていいほど加入する生命保険。

 

しかし、自分がどこのどのような保険に加入しているか知らない人がほとんどです。

 

実際、保険の商品は数多くあり、商品よりも生命保険自体をよく理解せずに会社に勤めてすぐ加入してしまう方が多いと思います。

 

営業マン・生保レディに言われるがまま加入させられた保険は、本人のニーズではなく営業マンの都合により商品選定されているケースが少なくありません。

 

保険に関して先に結論を言ってしまいますと保険に良い保険悪い保険は無くその人のニーズに合っていれば良い保険と言えます。

 

今回はそんな生命保険の種類に着目して簡単にわかりやすく解説していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも生命保険とは            

 

人間の生存・死亡による損失を保障することを目的とする保険です。

 

一人一人が毎月、加入時に決めた保険料を支払い、その支払ったお金を生命保険会社は運用し、加入者がもしもの時に、保険金や給付金を支払うことを約束したものです。

 

「もしも」とは、加入者が死亡又は生存時に病気にかかるリスクのことを指し、生命保険は現状の生活と残された家族のために備えるものと言えます。

 

生命保険は、保険金等がどのように支払われるかによって、大まかに4つに分類することができます。

 

※ここで言う生命保険とは、死亡保険だけではなく、医療保険がん保険学資保険金保など、生命保険会社が広く一般に販売している商品全般を指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

種類                   

 

①死亡保険

 

保険の対象者が死亡、または約款(やっかん)に定められた高度障害になったときに保険金が支払われます。

 

主に定期保険終身保険に分けられます。

 

定期保険は保障の期間が決められている保険です。

 

期間が過ぎて生存していた場合は、保険金は支払われず、かけた保険料は戻ってきません。いわゆる掛捨て保険です。

 

保険料はその分安く、大きな保障を得られるのが定期保険の特徴です。

 

終身保険は保険期間が一生涯となり、死亡したら保険金が必ず支払われるため、保険料の一部を積立てられます。

 

保険料は定期保険より高めとなります。

 

商品によっては、定期保険と終身保険を組み合わせた定期付き終身保険(定期保険特約付終身保険)や、さまざまな特約を付けることにより死亡以外のリスクにも対応できる死亡保険もあります。

 

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➁生存保険

 

生存保険は、被保険者が保険期間満了後に生存していた場合に保険金等が支払われる学資保険個人年金保険のような商品を指します。

 

学資保険は将来の学費準備として。個人年金保険は老後資金の準備として。

 

というように、資金準備の目的が明確な商品となります。

 

生存保険の定義としては、保険期間中に死亡した場合は保険金等が支払われないとされていますが、学資保険や個人年金保険は、一般的に払い込んだ保険料相当分の死亡保険金が支払われる仕組みとなっています。

 

ちなみに、学資保険は年々返戻率が下がっています途中解約すると元本割れする上にインフレに対応できない商品です。

 

個人的には学資保険や個人年金保険を行うくらいなら元本保証型の投資信託を行ったほうが良いと思っています。

 

 

 

③生死混合保険

 

死亡保険と生存保険が組み合わされた保険のことです。

 

被保険者が保険期間内に死亡、または約款に定められた高度障害になったときに死亡保険金が支払われ、保険期間満了後に生存している場合に生存保険金(満期保険金)が支払われます。

 

代表的な生死混合保険は養老保険で、死亡保険金の額と満期保険金が同額の保険商品となります。

 

 

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④それ以外の保険

 

死亡以外の保険事故を支払対象として、生きている間に起こるリスクに備える保険があります。

 

病気やケガによる入院、手術などに備える医療保険がん保険、病気やけがによって収入が減ることに備えた就業不能保険などがあります。

 

以前では死亡保険の特約となっていた保障が単独商品となり、最近は幅広いリスクに備えられるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ                   

 

終身保険養老保険・学資保険・個人年金保険貯蓄型保険(積立タイプ)と呼ばれることもあります。

 

冒頭でもお伝えしましたが、悪い保険というものはなく、自分に必要のある保険が良い保険となります。

 

しかし、保険の基礎知識がないと、今の自分に何が必要なのかもわからないと思います。

 

この機会に少し保険について考えていただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

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